☆応援メッセージ③☆〔菱井喜美子〕
人 間 座 菱井喜美子
☆応援メッセージ☆
今年も八月のこの暑い時期に、「京都学生演劇祭」が行われ、昨年度より多い十五団体がその成果を競われるそうですが、その舞台を観劇できる機会を与えてくれました皆さまに、感謝申し上げます。
初めて皆さまから審査員のお声をかけてもらった昨年は、その重責で緊張の連続でした。
が、今年はもっと落ち着いて、しっかり舞台に喰らいついて行こうと気を引き締めていますが、その一方、今年もどんな素晴らしい作品に出会えるだろうかと、今から期待で胸を躍らせています。
昨年度の、出演団体それぞれの懸命にしのぎを削っていた舞台は、その真剣さが伝わってきて、観る側もいい加減なコメントでは許されない思いがしましたし、一年を経た今も、一つ一つの作品をはっきりと思い浮かべることが出来ます。
とにかく、若い皆さまは発想が自由で、斬新で、「現代」に向けて果敢に何かを挑まれる姿勢は頼もしく、これこそ若者の特権であり、誇れる点だなと羨ましい限りです。
人生で一番輝ける時の、才能に溢れた作品群が集まった「学生演劇祭」を、仲間内だけのものに終わらせずに、演劇関係者は勿論のこと、一般市民にも是非観てもらって共有出来れば・・・・この祭典が、京都のイベントの一つに位置付けられ、ここからの発信が全国へと繋がり、大きな輪に広がって行くことを切に願って止みません。
力不足ではありますが、今年もよろしくお願い申し上げます。
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